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2023年日本ミャンマー支援機構の総括

2023年は新型コロナウイルスの影響が薄れ、少しずつ経済が活発化してきた

中で、主に外国人人材採用支援の活動を中心に行ってまいりました。

 

【2023年実績】

正社員紹介:16人(うち11人就職済み、他はビザ申請中)

正社員ビザ更新支援:3人

正社員・定住者の家族ビザ申請支援:7人

技能実習生入国者:11人

留学生入国者:9人

特定技能:2人

 

合計:48人

 

48人の方々が、当社を通じて新たに日本に入国されたり、仕事を得たりして

人生の新しいスタートを切りました。

2024年はこの倍以上の方々をご支援できるよう、社内組織体制の強化を図ります。

 

混迷するミャンマー情勢ですが、当社のスタンスは

「今、ミャンマーにかかわる方々を笑顔にする」です。

若いミャンマー人に対して今できることで、一番求められているのは、貧困化脱出のための職業獲得、

職業訓練の場となる留学生向け学校への入学が、最優先になっています。

 

2024年もこの流れは変わらない見込みですので、引き続き日本企業にお役に立つ

ミャンマー人材の育成、ご紹介にまい進してまいります。

 

今年の新たな活動として、外国人人材育成の場として当社が飲食店を開業したことです。


https://www.hotpepper.jp/strJ003599219/

 

千葉県千葉市若葉区の都賀駅前に店はあります。

たまにミャンマー文化紹介イベントを行っておりますが、それを見た近所の

ミャンマー人技能実習生がたびたび通ってくるようになりました。

転職する際のアドバイスなどを行い、JMSAの多拠点化の一つとなっております。

2024年はJMSAは西日本支店開設に向けて動いております。

もっと日本全国を行脚し、日本が活性化するための解決策としての

外国人人材紹介業を盛り上げていきたいと考えております。

 

一方で、ミャンマーに拠点のあるお客様には、ミャンマーでの事業が円滑に進まず

複数の企業様に大変ご迷惑をかけている状況がございます。

ミャンマー政府の動きが遅いこともありますが、ガソリン不足による事務所運営の

遅滞があり、電力供給の確保のために現地のスタッフは何とか活動しております。

 

2024年こそ、ミャンマーの事業が動く年であってほしいと願い、これまでも最善を尽くしていますが

今後も引き続き事態が改善するよう、仕事をしてまいります。

政治が動かないときこそ民の力が問われると思い、行動しておりますが、民は権力がないため行動の限界がございます。

既存の「民主派」「政権側」といった対立軸では永遠に課題が解決しないように見えます。

双方の交渉の場を設ける動きを期待して、2023年末のご挨拶とさせていただきます。

連邦制国家かつ多民族国家の運営の厳しさを、日本人が語るなかれと言う面もあるでしょうが、ミャンマー混迷の解決の鍵の一つは

「州と管区を同等扱いにする」ではないでしょうか?

本年も大変お世話になりました。当社にかかわってくださった、またお会いした皆様に感謝申し上げます。

 

2024年1月19日発売の新刊

「中小企業が生き残るための外国人雇用戦略: すぐに辞めない・逃げない人材づくり徹底ガイド」

(合同フォレスト 深山沙衣子著)

にご期待下さい。


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2023年12月27日

深山沙衣子